コブクロアプリ「KOBUKURO.com」「TEAM KOBUKURO」「CLASS KOBUKURO」の情報がアプリ1つでチェック可能に!天気予報やスケジュール機能、ARカメラなどアプリ限定の機能も搭載!
2022/12/3&4 @広島グリーンアリーナ
2023.01.11
■1日目
儚くも美しいストリングスの旋律をきっかけに、
ステージが青い照明に包まれる。
そしてコブクロの登場が今ツアー5会場目となる
広島グリーンアリーナでのライブの始まりを告げた。
1曲目は「Mr.GLORY」軽快なメロディに
ここ数年の閉塞感を打ち破りたいという願いを乗せた新曲だ。
続く「今、咲き誇る花たちよ」も含めて、
今見える風景にも誇るべき色があることが表現された2曲になった。
愛に溢れたメンバー紹介を挟み歌われた「流星」
歌声と共に会場全体を照らした照明は
夜空に星が溶けていくような幻想的な雰囲気を作ったが、
新たなアレンジが施された「ベテルギウス」が空気を一変させた。
ロック調に仕立てられ、力強く降り注ぐ無数の光が
この曲の新たな世界観を開いた。
星にまつわる2曲の後流れてきたのは
「Always (laughing with you.)」
Star Madeツアーを締め括ったこの歌が再び披露されたのは
その時観られなかったステージからの景色に向けて
「僕らは君に会いたかったんだ。どこでもいいわけじゃなかったんだ」
という想いも伝えたかったのではないだろうか。
続いてツアーでは2009年以来の演奏となる「恋心」
「端と端にいるような」という歌詞の通り
各々が花道の先端に移動し歌われた「恋愛観測」と続き、
ピアノとストリングスの音色が次の曲へ会場を誘なう。
固唾を飲んで見守る会場に響いたのは、
なんとバラードにアレンジされた
「あの太陽が、この世界を照らし続けるように。」だった。
途中、感極まるほどの感情を込め大切な人を想う心の美しさを
歌い上げると会場からはスタンディングオベーションが贈られた。
「5年先、10年先にも歌い続けられるように言葉を大切に作り続けている」
という話の通り、アレンジされた楽曲はそれぞれが持つ言葉が
どの様に表現されれば聴き手に最も伝わるかが突き詰められており、
続く「時の足音」でもその止まることを知らない情熱がぶつけられた。
そうして増幅した熱量が解放される形で披露されたのが
今回のツアーの核となる楽曲「Days」
クライマックスへ向かう途中、一度マイクもオフになり歌声のみが
会場に響いたあと再びバンドが戻るラストは、
2人の出会いから今日までの日々、そしてその先の光まで
感じさせられるほど圧巻なもので、鳴り止まない拍手が包み込んだ。
その後ライブは新曲「雨粒と花火」を起点に盛り上がりが加速していく。
「ストリートのテーマ」では手拍子でのコール&レスポンスとなったが
会場の一体感は増しながら「神風」へと繋げられ、
未来へ夢や希望を放り込む様に華やかな「この地球の続きを」で
本編は終了した。
アンコールでまず披露されたのは
メジャーデビューシングル「YELL〜エール〜」
この日未来に放り込んだ夢や希望。
そこに向かうための決意を新たにするために歌われたのだとすれば、
ツアーGLORY DAYSはそのはじめの一歩になるのでは無いだろうか。
日々を生きるということは、例え小さく、不揃いだとしても
明日へ一歩を刻み続けること。
そんな歩みを支えるように寄り添う、大切な誰かの生きている証が
2001年3月22日から続くこの道の、どこまでも未来へ続くよう
新曲「足跡」に万感の想いを込めライブは締め括られた。
この地球の続きにまで届くように歌われた最後の詞
「君の足跡と 二人」
その足跡が辿り着く未来では、
一人一人にとっての大切な人がそばにいること。
そして、最後に灯されたような優しい青色の空が広がっている事。
そこにはコブクロのメロディと言葉が平和に流れている事。
それを心から信じられた、2022年12月3日だった。
TEXT By シュウ
■2日目
Mr.GLORY… 二人の登場と共に新しい世界の幕開けのようなキラキラ感溢れるイントロとスクリーンのカラフルな文字で一気にテンションあがる。
今、咲き誇る花たちよ…
手や体で表現する二人の姿に勇気をもらえた。
ラスト「瞳の様にー」で黒田さん、片膝が地面に着く姿勢で握り拳!からの立ち上がり二人中央に近づき向かい合い加減で締め括る姿に感動。
MC… 3年ぶりにここで開催できた喜びを叫んでくれた。
バンド紹介コーナーは小渕さんの動きと言葉がツボw
流星…黒田さんの「預けてほしいー!」←最後の切り方に痺れた。
ベテルギウス …黒田さんの間奏の時まで感情表す姿、小渕さんのエレキ姿とロック調の歌い方、「あの星のようにーワアォ!!」って黒田さんのシャウト!カッコ良すぎ♡
リアレンジされて更にパワフルで歌詞が響いた。
Always… 皆の手拍子と曲のリズムが二人の歩んできた足音の様でジーンとする。
心に刻むように一語一句込めてくれた姿と声が焼き付いて離れない。
コブクロを愛してくれる一人一人に手渡したいと語ってくれた(泣)
ここで一旦座らせてくれる時、黒田さんの「バナナでも食べてください」に爆笑。
恋心…「微かに」で黒田さんが実際微かな声をしてたり小渕さんの歌声や黒田さんの1小節ごとのデクレッシェンドでキュンとさせられた。
恋愛観測 … 今の二人だからこその魅力が溢れる。
あの太陽が、この世界を照らし続けるように。…
極限優しい歌い方と強い気持ちで歌われる。
転がりながら…で黒田さん、しゃがみ姿勢から立ち上がり迫力凄く美しきヒビとなるでのハモリ圧巻。
世界を〜の後のヨッシーさんがアレンジを変えてて魂響く。
MC …こんな歌、歌える人いませんよと小渕さん。
言葉の持つ意味、大切さ語ってくれてからの
時の足音、パワフルで凄かった。
Days…この声だから届いてくるものがあり、この声が必要とつくづく思わされる。
小渕さんのギターが力強く二人の一体感が凄かったからかストリートを見てるように感じられた。
最後マイクオフから少しずつバンドが入ってきてドカーンと終わるアレンジ圧巻。
MC …時の足音は休止の時から暫く聴けなかったと話す小渕さんに対し
「俺は、ふふふ〜ん♪って普通に聴けたけどね」と笑いに変える黒田さん。
二人が新幹線内でのエピソードで笑いの渦を起こしたあと、「のぞみとこだまでしたぁ」と〆る小渕さん流石!!
雨粒と花火… どこか懐かしいメロディで心地良い。
ストリートのテーマ…小渕さんの煽りで手拍子揃い盛り上がり
神風の小渕さんのエレキパフォーマンスで目も心もハートに!
本編ラストは
この地球の続きを…
皆で手の動きで表現して楽しく、小渕さんの法被姿と太鼓を叩く男魂あふれる技術力になぎ倒された。
EN.1YELL
渡嘉敷さんのリズム感じさせてもらえデビューして今も歌い続けてくれる感謝を改めて噛み締めた。
EN.2 足跡
「まだ生きてる間に、ずっと生き続けられる場所ができた。黒田と二人で歌ってるから悲しい歌じゃない。」ツアーのラストの曲に相応しいか悩んだ小渕さんに、これで行こうと推してくれた黒田さん。
これがコブクロ!
そしてこのツアーのすべてが今のコブクロそのもの!
全体的に黒田さんのロングトーンがいつもより凄く鳥肌ものだった。
辛かった日々の中にも無駄は無くいつか自分を後押しして支えてくれるはず。
GLORY DAYSは昔というより未来をイメージしてる。
これまでコブクロを育ててくれたのは
全てのスタッフやバンドメンバーと述べた上で、1番はみんなのその拍手と笑顔に支えられたと語ってくれた(感涙)
私は
【出逢い】というメッセージも感じた。
この広い世界で出逢えた奇跡。
せっかく出逢えたんだから
傷つけるんじゃなく大切にしていきたい。
小渕さんが
間違いなく今日がナンバーワンです!と。
【最高】がまた更新された日でした。
TEXT By ガチャピン