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2019/3/30&31 @ひめぎんホール・メインホール

2019.04.27

 ■初日

『KOBUKURO 20th ANNIVERSARY TOUR 2019 “ATB”』2箇所目は、2年ぶりの開催となる愛媛。朝からの大雨が午後には嘘のように上がり、開場前からツアートラックの前には列を作るファンの姿が。会場は5階席まで満席、3000人のファンが会場を埋め尽くした。

真っ暗な会場にスローなインストと映像の光が生まれた瞬間、ファンは総立ちでステージに釘付けに。セピア色のサンドアートが二人だけの姿、少しずつ増える人影、紡ぎ出される歌詞、カセットテープ、そして生まれた「桜」の文字と、遠い日のコブクロを描き出していく。

続いて小渕のギターを合図に「DOOR」。「懐かしいぞぉ〜これは!」と小渕がつぶやくと「夜空」がスタート。続いてカホンのリズムが加わり、会場の手拍子とともに「Bell」、さらにキーボード・ギター・ベースが加わった「太陽」で会場はヒートアップ。LEDライトが茜色に点灯し、再びサンドアートが堺銀座通り、えびす橋、バナナホールなど思い出深い場所を描き出すと、往年のストリート時代にタイムスリップしたような感覚に。小渕の「みんなで歌おう!」の声に、会場がひとつになっていく。ついにドラムセットが加わり「YELL~エール〜」でフルバンドが完成した。


MCでは黒田の「元気ですかー!」のコールに会場は沸き、ステージサイドに移動するたび歓声が。「(20周年の)熱い想いがないとそんな赤のピチピチのパンツはかへんよね。往年のジャイアント馬場みたい!」と衣装にツッコむ黒田と小渕の「お前にジャイアントって言われたないねん!」のやりとりに会場は大爆笑。テンポ良く広がる黒田のトークに会場もすっかり引きこまれていく。


「コブクロの始まりからメジャーデビューするまで、二人がどう音楽をやってきたのかを感じてほしい。みなさんも一曲一曲当時の気持ちを思い浮かべながら聞いてほしい」と今回のATBツアーのコンセプトを話す小渕。コブクロのスタイルを決めたという思い出の曲「赤い糸」から、「流星」「Twilight」としっとりと聴かせるラブソングが続く。


中盤に入り、レインボーカラーのLEDで彩られた会場が波のように沸き立った「宝島」、「轍−わだち−」では3000人の大合唱が響き、小渕もギターのストロークを上げてファンを魅了。続いてダンサブルなイントロともに「tOKi meki」へ。「Moon Light Party」では黒田と小渕ともにツアーTシャツにチェンジ!会場を駆け回り、「ATB!」のコール&レスポンスで心が一つになっていく。さらに小渕がギターをレスポールに持ち変え一気にロックナンバーへ。「神風」演奏後、ようやく黒田のツアーTシャツの異変に気づく。「AKB(オール黒田ベスト)」と説明する黒田に小渕は「なぜそのエネルギーを作曲活動に注がずミスプリントに注いだのか」と嘆くのだった。


終盤、落ち着いたトーンでこの20年を振り返り、活動休止も経て、黒田と二人でたくさんの人に支えられたことを感じたことを話す小渕。大切な曲だという「時の足音」、「蕾」、そしてこれからの歌い続けたい曲であるという「風をみつめて」。二人の強く伸びやかなハーモニーが会場を包み込み、20年の感謝を込めた「ありがとう」の声に、会場から大きな拍手が贈られた。


ラストは昨年宮崎の20周年記念ライブでも披露した「20180908」。節目を迎えたその日の気持ちを刻んだ歌詞を愛媛のファンに届けた。続く「晴々」では青く点灯したLEDライトが波のように揺れ、ファンのコーラスと笑顔も最高潮となった。


アンコールでは、今日も、この先もATBツアーには同じセットリストはなく、それがファンへのプレゼントであることを伝え「一曲でも多く届けたい」と小渕。また今回演出の要となる印象的なサンドアートが、実はステージ裏で演奏と同時に作成されていたことを伝えると会場にどよめきが。またちょうどベース・ヒロオさんの誕生日ということでファンからのハッピーバースデーのプレゼントも。コブクロの2人、ツアーメンバー、そしてファンとの心の距離の近さを実感できた愛媛ライブ初日は、和やかに幕を閉じた。


M01.桜

M02.DOOR

M03.夜空

M04.Bell

M05.太陽

M06.YELL~エール~

MC

M07.赤い糸

M08.流星

M09.Twilight

MC

M10.宝島

M11.轍-わだち-

M12.tOKi meki

M13.Moon Light Party

M14.神風

MC

M15.時の足音

M16.蕾

M17.風をみつめて

MC

M18.20180908

M19.晴々


ENCORE


MC

EN1.ココロの羽

EN.2ANSWER




■2日目

愛媛・ひめぎんホール2日目も満員御礼。開場前、ツアーグッズを求め並ぶファンの前にコブクロ本人が登場するサプライズもあり、会場内は開演前から期待感と笑顔にあふれるファンの姿があった。


昨日と同様、サンドアートで始まる「桜」をオープニングに「DOOR」、早速1日目とセットリストが変わり「遠まわり」へ。2日目ともなると2人の緊張の色がとれ、余裕を感じるステージとなっていた。


MCではちょうど新元号発表の前日ということもあり「平成最後のコブクロライブなので爪も切りパンツも新しくしてきた」という黒田に「発表は明日やけど、年号変わるのはまだ1ヶ月後・・・」と小渕がツッコむと、会場は和やかなムードに。バンドメンバーもより楽しく紹介され、サンドアートアーティストもここで紹介された。コブクロの声かけにリアルタイムでレスポンスするアーティストの手元に会場から大きな拍手がおこった。


「日本中どこかでライブが行われる中、今日はここに集まってくれたみなさんだけに大切に歌っていきたい」と小渕。「赤い糸」に続き「ここにしか咲かない花」「未来」としっとりと歌い上げていく。


20周年を迎えるにあたってのファンへの感謝と、「僕らの歌、届いてますか?!」との呼びかけに会場からは大きな拍手が。まるでライブ後半のような雰囲気に「これ・・・後半ですよね?!」と黒田。「赤い糸、ここ花、未来・・・この曲順、もう終わりやろ!」というのに会場も納得。「僕らまだまだガソリン満タンなんで!盛り上がっていってもいいですか〜!?ドカンと行くぜ!」という掛け声とともに「宝島」スタート!会場はさらに盛り上がっていく。


コール&レスポンスタイムではお約束の黒田Tシャツチェックが。なんと今回はSTU?!どうやらまとめて発注しているらしく、今後のライブごとにどんなニセTシャツが登場するか楽しみを匂わせつつも「Tシャツ作るより曲作れよ!」とツッコまれる一面も・・・。


歌を作るようになり20年。もしかしたら僕らの歌のどこかに、僕らが思い描いた景色に、自分自身を重ねてもらえたのかな、と語る小渕。その言葉の後だけに、「風」「蕾」最新シングル「風をみつめて」のスローナンバーが心にジワリと沁み渡った。

20周年のタイミングの少し前、「風をみつめて」の曲ができた時。デモを送った黒田からすぐに電話があり「よくこのタイミングでこの曲を作ったな」と絶賛されたエピソードを明かした。

桜で始まり20年。歌っていれば楽しくてそれでよかった。でも聴いてくれるお客さんに出会ってから、誰かの人生に入り込めたことを感じ「みんなから力をもらっている、その力の交換は、どのミュージシャンにも負けない自信がある」と告げると会場からは割れんばかりの拍手が贈られた。


そしてラストは「20180908」から「晴々」へ。「愛媛」の空に包まれて・・・コブクロの20年分の感謝とこれからの決意を感じる歌詞、ファンからの熱い拍手が会場をいっぱいにした。


アンコールの「ココロの羽」では、ファン同士が自然と手と手を取り合い歌う姿はまるで空へ羽ばたく大きな翼のようにも見えた。最後に向かいまた歩き出す二人のシルエット、大きな翼のサンドアートが印象的な「ANSWER」でフィニッシュとなった。


全てのシーンで2人からの「ありがとう」の想いがちりばめられた、あたたかで、最高のステージとなった愛媛公演2日間が終了。コブクロ初の試みである「全公演異なるセットリスト」は成功するのか?「黒田の誤植Tシャツ」はいつまで続くのか?!今後の楽しみが詰まったATBツアーから、この先も目が離せない。


M01.桜

M02.DOOR

M03.遠まわり

M04.Bell

M05.太陽

M06.YELL~エール~

MC

M07.赤い糸

M08.ここにしか咲かない花

M09.未来

MC

M10.宝島

M11.轍-わだち-

M12.tOKi meki

M13.Moon Light Party

M14.神風

MC

M15.風

M16.蕾

M17.風をみつめて

MC

M18.20180908

M19.晴々


ENCORE


MC

EN1.ココロの羽

EN.2ANSWER